そこからさらに一歩進んだ新たな名曲が誕生しました。本人も出演するTVドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌ともなっている“恋”は、星野源がこれまでやってきたこと、そしてこれからやろうとしていることのすべてを1曲に注ぎ込んだ、『YELLOW DANCER』の先で鳴る星野源スタンダードポップとなっています。
このニューシングルはどのように生まれたのか、発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』11月号に掲載されているインタビューから発言の一部を先出しでお届けします。
●『YELLOW DANCER』でイエローミュージックというものができて。それまでたとえば人に説明する時に「ブラックミュージックが大好きで」っていうことから始まっていたものが、次はそれを説明しないで「これがイエローミュージックです」って言えばなんとなく「なるほど」って思ってもらえるような曲を作りたかった
●ほんとに全部に当てはまるラブソングっていうものを作りたいなあと思ったんですよ。もう結婚してる夫婦でもいいし、お付き合いしてるふたりでもいいし、片思いしてる人でもいいし。紙の中でもテレビの中でも、そこにだって恋は生まれるわけで。そういうほんとにすべてのものに当てはまる言葉が、《夫婦を超えてゆけ》だったんです
●そもそも人間が生きてることに意味はないと思うんで。なんかこうなっちゃったっていうことだと思うんで(笑)。やっぱそれっておもしろいなと思うんですね。しかもこの楽しい曲でこの言葉っていうのがたぶん大事で、意味なんかないけど楽しい瞬間いっぱいあるよねって
●曲を書いているのは今生きてる自分っていうことでしかないです。でもその自分には歴史があって、音楽を始める前とか、お金をもらえるようになる前とか、いろんな時期の自分がいて。その全部の自分がワクワクするような曲、そういうのに当たるのを待っている
続きは発売中の『ROCKIN’ON JAPAN』11月号で!