《自在に変化してく魂/不揃いこそが強みのチーム/集ってこそ輝く星/マイペースのシナジー》
先日リリースされた最新アルバム『MUSi-aM』のリード曲"TAKE IT BACK”は、5人それぞれが抱える想いや纏う覚悟、掲げる意志を明確にして、グループとして貫いてきたアティチュードを正しく、そしてこれまでにないほど力強く示した楽曲だ。
一方、グループのリーダーでもある工藤大輝がプロデュースした楽曲"Entrance 6”は、工藤いわく「ラップ風」のアプローチが光る1曲で、「仮にメンバーがそれぞれボースティングするとしたら」という仮定で工藤がしたためたリリックに乗せて全員がラップ風で歌唱に参加しているが、アルバムを締めくくるにふさわしい5人のノリやテンション感が絶妙で、まさに沼曲。《出口なんて無い》という言葉通り、気づけばアルバムごとリピートしてしまうような起爆剤となりうる楽曲に仕上がっている。
総じて『MUSi-aM』というアルバムは、メジャーデビューからの10年を凝縮しつつ、メンバー全員がぞれぞれ2曲ずつ楽曲をプロデュースするという取り組み含め、文字通りDa-iCEが過去・現在・未来で見せる彼らの様々な表情がミュージアムのように堪能できる一作だ。いつ、どこにいてもアルバムを聴くと彼らの世界(ミュージアム)に引きずり込まれてしまうような引力を放っている。
rockinon.comでは、メンバープロデュース楽曲を中心にセルフライナー的にそれぞれの楽曲の成り立ちについて、メンバー全員に語ってもらったインタビューを公開中! アルバムを聴きながら、ぜひ彼らが楽曲に込めた想いにも触れてみてください。(橋本創)
《出口なんて無い》Da-iCEの最新アルバム『MUSi-aM』が放つ猛烈な引力──最新インタビュー&フォトセッション公開中!
2024.11.01 17:30