2025年にロックの殿堂入りを果たすアーティストたちが発表された。ザ・ホワイト・ストライプ、アウトキャスト、シンディ・ローパー、サウンド・ガーデンなどが名を連ねた一方で、今年復活ツアーを予定しているオアシスは選出されなかった。また、ファン投票で1位となったフィッシュも殿堂入りを逃している。
殿堂入り式典は11月8日に開催予定。アメリカでは、Disney+で生配信され、翌日にHuluでアーカイブ配信される。
2025年殿堂入りアーティスト一覧
⚫︎パフォーマー部門
(独自性と影響力によってロックンロールの流れを変えたアーティストたち)
バッド・カンパニー
チャビー・チェッカー
ジョー・コッカー
シンディ・ローパー
アウトキャスト
サウンドガーデン
ザ・ホワイト・ストライプス
⚫︎ミュージカル・インフルエンス賞
(音楽とパフォーマンススタイルで文化に影響を与えたアーティスト)
ソルト・ン・ペパ
ウォーレン・ジヴォン
⚫︎ミュージカル・エクセンス賞
(音楽界に劇的なインパクトを与えたアーティスト、ミュージシャン、ソングライター、プロデューサー)
トム・ベル:フィラデルフィア・ソウルの創始者の一人。スタイリスティックスやスピナーズなどをプロデュース。
ニッキー・ホプキンス:ローリング・ストーンズやザ・フー、ジェフ・ベックらと共演した伝説的セッションピアニスト。
キャロル・ケイ:ビーチ・ボーイズやサイモン&ガーファンクルなどを支えた、"ファースト・レディ・オブ・ベース"。
⚫︎アーメット・アーティガン賞
(ロックンロールの成長に貢献した非パフォーマー)
レニー・ワロンカー:ワーナー・ブラザース・レコードの重役であり、ドリームワークス・レコードの共同創設者。ランディ・ニューマン、リッキー・リー・ジョーンズ、プリンス、マドンナらのキャリアを支えた。
ちなみに彼の息子、ジョーイ・ワロンカーは、ベック、R.E.M.、トム・ヨークのAtoms for Peaceなどでも活躍してきた名ドラマー。オアシス復活プロジェクトのドラマー候補と噂される実力者でもある。
資格条件:
殿堂入りの資格を得るには、ノミネート年から少なくとも25年前に初めて商業用音源をリリースしていることが条件。
今年初ノミネートとなったのは、チャビー・チェッカー、ジョー・コッカー、バッド・カンパニー、アウトキャスト。一方、シンディ・ローパー、サウンドガーデン、ホワイト・ストライプスは、過去にもノミネート歴がある。
今年のノミネート一覧:今年復活ツアーを行うオアシスが入れば盛り上がるのにと思ったが選出されなかった。
Bad Company
The Black Crowes
Mariah Carey
Chubby Checker
Joe Cocker
Billy Idol
Joy Division/New Order
Cyndi Lauper
Maná
Oasis
Outkast
Phish
Soudgarden
The White Stripes
ファン投票の結果 :
ファン投票ではフィッシュが1位を獲得したが、殿堂入りはならず。ファンにとっては非常に残念な結果となった。なお、ファン投票は参考資料とされるが、実際の選出基準は明確には公表されていない。
https://www.instagram.com/rockhall/reel/DG_OV8UCCRr/
1.Phish: 329,281 票
2.Bad Company: 280,725
3.Billy Idol: 260,416
4.Cyndi Lauper: 236,960
5.Joe Cocker: 233,495
6.Soundgarden: 233,205
7.Chubby Checker: 203,092
8.The Black Crowes: 165,249
9.Mariah Carey: 137,993
10.Joey Division + New Order: 120,346
11.The White Stripes: 110,511
12.Outkast: 108,073
13.Oasis: 99,381
14.Maná: 34,506