セックス・ピストルズ×町田康×石井監督×クドカン!? 日本のパンク・ファンにとって夢の共演!

(C)ユニバーサルミュージック

ピストルズの楽曲が邦画の主題歌に初起用!という嬉しいニュースが届いた。しかもその作品が、日本のパンク・ファンにとっては本当にたまらないのだ。

町田康の小説『パンク侍、斬られて候』を、
宮藤官九郎が脚本を書き、
石井岳龍が監督、
そして主題歌が“アナーキー・インザ・UK” …!!

監督が旧名:石井 聰亙として撮った 映画『爆裂都市 BURST CITY』(1982年)は、まぎれもなく日本のパンク映画のバイブルであり、そこに登場した町田町蔵(INU)の姿に一目惚れした人も少なくないはず。
ふたりとも別名となって今またつながっているのも感慨深いが、根底に流れるアナーキーなパンク魂は変わらない。
というわけで、嬉しくて並べてみました。

宮藤官九郎の監督&脚本映画『少年メリケンサック』(2009年)もパンク・ファンが胸踊らせた作品で、
元スターリンの遠藤ミチロウ(立ち飲み屋の大将)、スタークラブの日影晃(生花店の店員)、元アナーキーの仲野茂(ガサ入れの警官)というパンク御三家に加え、
銀杏BOYZやギターウルフのUG(ローディー役)、
またライヴの対バンとして、星野源+田中馨+伊藤大地(SAKEROCK)も出演している。

『パンク侍、斬られて候』の出演陣も超豪華で、綾野剛を筆頭に、北川景子、東出昌大、染谷将太、浅野忠信、永瀬正敏、村上淳、若葉竜也、 近藤公園、渋川清彦、國村隼、豊川悦司などなど。
[将軍の格好をした猿]=大臼延珍(デウス ノブウズ)を永瀬が演じ、約3時間以上かかるという特殊メイクのメイキング映像も同時解禁された。
猿将軍といえば、新生『猿の惑星』でアンディ・サーキスの姿が記憶に新しいが、永瀬の演技にも期待が高まる。(井上貴子)


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