カサビアン、新たな黄金期に日本上陸! サージ直撃インタビューでバンドの最新モードに迫る

カサビアン、新たな黄金期に日本上陸! サージ直撃インタビューでバンドの最新モードに迫る

現在発売中のロッキング・オン12月号では、カサビアンのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。



●一昨年のSONICMANIAはありましたが、単独ツアーとしては12年ぶりですよね。
「なんかね、04年にタイムワープしたみたいな、それこそカサビアンとしてスタートした頃みたいな……会場の大きさもこのくらいで(両手を身体の前で向かい合わせて)、最初の規模に遡ったみたいな感覚というか……若年層のお客さんが多かったのもあるのかも、会場の規模もお客さんもデビューしたての頃みたいでさ。それとこれって毎回言ってることでしつこいってのは百も承知なんだけど、本当に自分の心から正直な気持ちなんで……日本に来て何が感動するかって……自分のアートなり表現の背景にあるものを理解してもらえてるっていうのを最初の頃からずっと感じてきてるん。それをこうして日本の現地で実感できたことの感動たるや、もう! ただただ感謝の気持ちが溢れてくる……いやもうヤバいでしょ、そりゃ……(ため息)はぁー………昨晩、会場に充満してる愛とかエネルギーを前にして、『これだよ、これこれ!』っていう……。これまでアルバムを8枚出した今でもこの関係が続いてるってとんでもないことだって。初来日のときの光景が目の前に再現されてるように感じた」

●今回はあなたのショウマンシップも格段に進化していました。ソニマニでは試行錯誤を感じたんですけど、昨日は場を掌握していましたよね。
「ありがとう、ただ、フロントマンとしてはまだまだ学習中で……断っておくけど一応、職業ソングライターなんでね(笑)。これまでソングライターとして、カサビアンの全曲を自分で書いてきたわけで。ただ、人生っていうのは折に触れて試練が降りかかってくるもので……それまでずっと同じレール上を走ってきたのが、脱線してそれまでとは違うレールを走るようになったのが現在の状態であり……おかしな例えかもしれないけど、フロントマンをやる感覚って武術に近いような。まずは基本の型を学ぶところから始めなくちゃならないんだけど、最初からそういう所作を身につけてる人間もいる。生粋のショウマンと呼ばれる人なんてまさにそうだろうけど、対して自分は、元々はそっちの方面の人間じゃなかった。だから毎回ステージに上がるたびに学習してるし、そうやって一歩一歩進みながらここまでやってきた感じ。で、なんだかんだ、今ではフロントマンの役割が板についてる気がするし、何なら気に入ってるくらいだよ……フロントマンというアート表現に全力で自分を捧げてるくらいの勢いで……というか、メチャクチャ楽しんでる、しかも夢中で」 

(以下、本誌記事へ続く)



カサビアンの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』12月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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