レディー・ガガの前に立ちはだかる者がいるとしたら、それは未来のガガ自身でしかあり得ない。東阪ドーム6公演を完売した「ザ・メイヘム・ボール」を体験した今、改めて断言できる。「ザ・メイヘム・ボール」とは、コンサートの枠を超えた唯一無比のパフォーミングアートであり、ガガを創造主として世界をゼロから作り上げる究極のコンセプトアートであり、稀代のポップスターが善と悪の内なる葛藤を経てセルフラブの境地へと至る、ヒューマニックな物語でもあった。そう、徹底した構築の果てで明らかになるのがガガの「素顔」であったように、何より感動的なのは、異形のポップスターと人間ガガが一つになる瞬間を、遂に目の当たりにできたことなのだ。ここでは東京ドーム公演の徹底レポート、原点回帰作『メイヘム』について語り尽くしたロングインタビュー、そして彼女のポップと自我の格闘の歴史を辿る論考記事と共に、久々のガガ表紙巻頭特集をお届けする。 (粉川しの)
レディー・ガガ特集は3月6日発売の『ロッキング・オン』4月号にて掲載です。ご購入は以下のリンク先より