現代のキング・オブ・ポップ、再臨! ブルーノ・マーズ、10年ぶりの新作を聴き逃すな!!

現代のキング・オブ・ポップ、再臨! ブルーノ・マーズ、10年ぶりの新作を聴き逃すな!!

年明け早々、ブルーノ・マーズが新作完成をアナウンスし、2月27日には約10年ぶりとなるニューアルバム『ザ・ロマンティック』が全世界リリースされる。前作『24K・マジック』を携えた大掛かりなワールドツアーの後も、パンデミックに負けず立ち上げたシルク・ソニック(アンダーソン・パークとのデュオ)での精力的な活動や、2024年初頭の東京ドーム公演7発(計35万人動員)、レディー・ガガとのグラミー受賞曲“ダイ・ウィズ・ア・スマイル”、《アーパツ、アパツ♪》のバイラルヒットでお馴染みBLAKPINK:ロゼとのコラボ曲“アパトゥ”と話題性には事欠かなかったブルーノだが、久々の新作アルバムとなるとやはり情緒が別格の盛り上がり方をしてしまう。4月から10月にかけてスケジュールされた、北米&欧州での新作ツアー開催も発表となった。

ニューアルバム発表の報と同時に届けられたリードトラック“アイ・ジャスト・マイト”は70年代の華々しいディスコソウルを連想させる楽曲となっており、MVではボーカル、ギター、ベース、ドラムス、パーカッション(コンガ)、そしてカメラマンを含む6役をブルーノ自身が演じている。AI生成動画の時代を逆手に取るような「存在しない記憶」モノの構成でマルチプレイヤーぶりを発揮しているところがおもしろいのだが、バンド編成からしてもシルク・ソニックで培われたオーセンティックなソウル路線がフィードバックされていることが窺えるだろう。

計算高いヒットメイカーのようにも見えるブルーノだが、実は彼ほど「好きなものを徹底的に追求してオリジナルへと昇華させる」ことのピュアな表現動機において一貫しているアーティストはいない。『24K・マジック』までは80〜90年代ブラックコンテンポラリーを突き詰めていたのだが、最新フェーズではバカ正直なまでに現在の興味が反映されている。新作『ザ・ロマンティック』が何を見せてくれるのか、興味津々だ。ジェームス・ブラウンにもマイケル・ジャクソンにもなれる男のオリジナルな2026年、絶対注目である。(小池宏和)



ブルーノ・マーズの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』3月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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