現在発売中のロッキング・オン10月号ではデヴィッド・ボウイのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。
「いわゆる『長く孤独な時間』に、哲学的な視点に立ってみると、僕は19歳の時から同じ疑問を繰り返し投げかけていて、それこそが僕のフラストレーションの源なんだ。
そういうところ、僕は昔からほとんど何も変わってないんだ」
2003年夏、記録に残るほどの強烈な暑さに見舞われたその日、1台の真っ黒なリムジンが、灼けつく日差しに熱せられた脇道に滑り込んできた。その空調の効いた車内から、ひょいと顔を出したデヴィッド・ボウイは、狭いところに詰め込まれている彼の最も熱狂的な信者たちを一瞥した。
急ごしらえの防護柵の向こうで、彼らは一日中辛抱強く待ち続けているのだ。その多くはニューヨーク州内から駆け付けたクチだが、中には彼が見覚えのある、英国から飛んできたハードコアなファンも交じっていた。筆者の目は人垣の一番前に陣取っている、豊かな髪を『地球に落ちて来た男』のオレンジ色とブロンドのスタイルに染めた背の高い青年に吸い寄せられた。日本人でさえなければまさに生き写しだ。
我々が現在いるのはポキプシーという、ロックンロール界のスターがツアー開始前に新作のマテリアルを披露する場所としてはおあつらえ向きの、ニューヨーク・シティから程よく離れた町である。
デヴィッド・ボウイの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』10月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。
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