The xxからオリヴァー・シム、ソロデビュー! 美しき陰影と多幸感に満ち溢れた傑作、『ヒディアス・バスタード』誕生の裏側にある真実を明かす

rockin'on 2022年10月号 中面


現在発売中のロッキング・オン10月号ではオリヴァー・シムのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。



「ジェイミーとは20年以上の友情があって、今回彼は僕の世界に入ってきてくれた。
彼はストレートの男性で、僕はゲイ。そしてこのアルバムはかなりクィアで、彼は僕との会話からこのサウンドを作り上げたんだよ」


●『ヒディアス・バスタード』聴かせていただきました。期待通りの素晴らしいアルバムに感動しています。ソロはジェイミーxxの助言がきっかけだったそうですが、以前からあなたのソロを望む声は高く、今回、その気になった理由は何なのですか?

「もちろんジェイミーが大きなきっかけになったことは間違いなく、ソロアルバムを作るべきだと僕に言ったのは彼が最初だった。でも自分のアルバムを作るっていうのは僕の長年の夢ってわけじゃなかったんだよ。というのも僕はThe xxの一員であることが大好きだし、それは今も同じで、それを危険に晒したくなかった。でも前作『アイ・シー・ユー』を作った頃、ジェイミーはソロ、ロミーも他の人たちとやったりして自分の音楽を作る中で、本当に多くのことを学んでいて、新しいアイデアや新しいやり方が芽生えていた。たぶんその時じゃないかな。初めて、もしかしたら自分もやるべきなんじゃないかって思ったのは。それは僕がThe xxで満たされていないからではなく、むしろその真逆で、自分もより大きく成長したいと思ったからなんだ。自分も次には、新しいアイデアを携えて、何か新しいことを学んだ状態で臨みたいと思ったんだ」



オリヴァー・シムの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』10月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。


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