いよいよ3月19日発売！
表紙と、誌面に掲載している特集『少年時代に帰る』の記事紹介文を公開します。
特集に登場するのは、この4人。

福士蒼汰
窪田正孝
菅田将暉
エディ・レッドメイン

お買い逃しなく！
---
　この特集の、ちょっとしたきっかけとなったのは、リチャード・リンクレイター監督の映画『６才のボクが、大人になるまで。』だった。少年が大人になるまでを描いた映画やドラマでは、徐々に主人公を演じる俳優のメイクを変えていったり、途中で演じる俳優が交替する必要がある。しかしノンフィクションでひとりの少年の成長を追いかけていくのは労力的に不可能だし、仮にそれができたとしても、その少年の内側で起きている本当のドラマを映像に収めることは難しい。そこで12年の歳月をかけて、４人の俳優が同じ家族をフィクションとして演じ続けるという方法で、大人になる過程の少年の心のなかで起きていることをリアルに表現することに成功したのが、あの映画だった。
　今回の特集に登場してもらったのは、その感性の鋭さと細やかさによって今、最も大きな魅力を放っている４人の俳優である。ＣＵＴは誌面を通じて、彼らが少年時代から現在にいたるまで、どんな道のりを歩みながら今の感性を育んできたのかに迫りたいと思った。レアな写真の数々と共に、彼らの少年時代に一緒に帰って、そして彼らの「大人になるまで」のドラマをじっくり感じてほしい。

（古河）