木村達成×小野賢章、ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』で新境地に挑む!

木村達成×小野賢章、ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』で新境地に挑む!

CUT9月号に木村達成さんと小野賢章さんが登場! ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』で主演のダニエル役をWキャストで演じるおふたり。世界的に有名な未解決事件を題材にした本作の魅力を存分に語っていただきました!

登場人物のほとんどに裏と表があるんです。ダニエルで言えば“心の中の悪”みたいなものがありますし、(加藤和樹さん、松下優也さん演じる)アンダーソンも表と裏の部分がありますから、そういう人間たちが繰り広げる愛の物語が『ジャック・ザ・リッパー』なんです。ダニエルは本当に素直で、自分の思いが強いゆえに罪を犯してしまいますけど、そういうところも魅力なのかなと思っています(木村)


行きすぎてしまう愛の形というか、周りが破壊されたとしてもひとりの女性を救うために行動してしまうところがダニエルの魅力でもあり、怖い部分なんですよね。「人間はここまで行く可能性がある」みたいなところを見せつけられるのがこの作品です。自分がお客さんとして観たら、すごく重いものを持って帰ってしまうのかなと(笑)。そんなことを考えたりもしますね(小野)


本作の韓国版は2009年に日本でも上演され、その迫力が話題になりました。ミュージカルファン待望の日本版上演ですが、話題作に挑むにあたりどのような思いがあるのでしょうか?

韓国版をあまり意識しすぎても仕方ないのかなと。初めての日本人キャストによる上演ですから、そこだけに集中して、(演出の)白井さんを信じて作っていけば、いい作品になると思っています。日本語のニュアンスひとつひとつを大切にしながら表現したいですね(小野)


韓国で上演された作品をまったく意識しないというわけにはいかないですけど、爆発するような感情表現が日本人にもできるということを示したいですね。日本人は感情を内に秘めがちですけど、演劇はそういうものではないと思うので。「日本版もいいねえ!」って言われるような作品でありたいです(木村)


おふたりの作品に対する熱い思いが炸裂するインタビューの全貌は、8月19日発売のCUT9月号でチェック! 美しい夜景とのゴージャスなフォトも、見逃せないかっこよさです!(畠山このみ)


CUT9月号は現在以下にて購入可能です。

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