『HiGH&LOW』シリーズの最新作であり、鬼邪高校が主人公としてフィーチャーされた『HiGH&LOW THE WORST』の続編である本作。前作で山田裕貴さん演じる村山良樹が鬼邪高を「卒業」した後の物語が描かれる本作は、新たな敵役として三山凌輝さん（BE:FIRST）、中本悠太さん（NCT 127）も登場するなど、シリーズに新たな風が吹く一作です。
『HiGH&LOW』シリーズをこれまでも追いかけてきたCUTでは、今回も当然、大特集を刊行！ 2本の”クロス”トークで、この『THE WORST X』を掘り下げています。
特集1本目には、鬼邪高の頭・花岡楓士雄役＝川村壱馬さん、楓士雄の親友・高城司役＝吉野北人さん。今シリーズ初登場の瀬ノ門高校・天下井公平役＝三山凌輝さんの3人の座談会。
そして2本目は、“かつての”鬼邪校全日制トップ・轟洋介役＝前田公輝さん、“鳳仙四天王”のひとり・小田島有剣役＝塩野瑛久さんという新たに繋がりを深めた2人の対談です。
それぞれの『HiGH&LOW』への想いはもちろん、撮影裏話、そして、本作が問いかける「仲間とは？」「強い男とは？」というテーマについても話を聞きました。以下、インタビューから一部抜粋してお届けします！
楓士雄自身は、強い男が何なのか、まだわかっているわけじゃないんですよね。喧嘩だけじゃないってことはわかってるけど、目に見えてつかめるものじゃない。そこをずっと追い求めて、本気でつかみに行ってるからこそ、劇中での彼の成長も見てもらえると思います（川村）
『HiGH&LOW』は、ひとりひとりに物語があって、長い歴史を通して、それぞれにフォーカスを当てていくんですよね。登場するみんながちゃんと人間性やストーリーを持っていて、それぞれの想いがクロスしていくのが『HiGH&LOW』らしさというか。それは、今回の映画でもしっかり描かれていると思います。（吉野）
僕はBE:FIRSTだと年齢が上のほうなので、メンバーが僕に相談してくれることもよくあるんです。そうなった時に、日頃からメンバーを見て、理解しようとしていないと、お互いに信頼は芽生えないと思うんです。人と人との対話の中でこそ、信頼の気持ちはスッと入ってくると思うしやっぱりコミュニケーションは大事だなと常々思います。人を無理矢理動かすのは絶対に不可能なんだというのは、天下井を演じて改めて感じたところでした（三山）
轟は毎作毎作、強靭なメンタルを感じる瞬間があるんです。いろんな意味で強くなっていってると思います、ほんとに。人間的に生命力があるんです。新しい台本をもらう度に思います、「強く生きてるな、轟」って。そういう役を6年も演じられて、その成長を毎回感じられるというのは、とてもありがたいことですね（前田）
突っ張ってるだけじゃどうにもならないこともあるじゃないですか。正直自分に非がなくても、時には頭を下げなきゃいけないこともある。そういう時に、自分の本当に大切なものを守るためであったら、自分が悪くなくても謝ることを厭わない。そういう選択ができる男は強いなと思います（塩野）
「最強」を求める男たちの熱い闘いを語る“クロス”トーク×2をお見逃しなく！ クールなフォトセッションも必見です。記事全文はぜひ誌面にてご確認ください。（阿部文香）
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