『チェンソーマン』表紙のCUT11月号は本日発売です！
先日の表紙イラスト公開には、国内外からたくさんの反響をいただき……編集部一同胸がいっぱいです。本誌には、表紙イラストを使用したB2サイズの特大ポスターも付いているので、ぜひお手にとって堪能していただければと思います。
そしてここでは、特集の一番手として登場してくれたメインキャスト4名＝デンジ役・戸谷菊之介さん × マキマ役・楠木ともりさん × 早川アキ役・坂田将吾さん × パワー役・ファイルーズあいさんの記事から、撮影のオフショットと発言の一部抜粋をお届けします！
「公安の制服をイメージした衣装でお願いします！」というこちらからのリクエストに応え、ばっちりキメてくれたみなさん。おひとりずつ撮影場所に入ってくる度に、スタッフ一同「おお〜！」とどよめきが起きていました。キャストのみなさんもお互いに褒め合いまくりの爆イケ衣装でのクールなショットはぜひ誌面でご確認を！
インタビューも、全員揃っての取材はこの日が初めてだったとは思えなくらい、4人の息はぴったり。以下は『チェンソーマン』愛溢れる発言の一部ですが、4人での空気を感じてほしいので、誌面で一連の流れで読むことをおすすめします（笑）。
『チェンソーマン』という作品の中にもいろんな愛があると思うんですけど、マンガを読んだり、アフレコしたりしていて、キャラクターに対する愛情が受け手から入っていく感じもあるなって思って。実際、僕原作を読んでいる時はマキマさんが大好きだったんですけど、パワーが動いてるのを見て「パワーちゃん、いい！」って思ったりしたんですよね。こうしてデンジを演じさせていただいて、周りとの会話で生まれる人間性――キャラクターを超えた、人間と人間の関わり合いをすごく強く感じるようになったから、それがアニメーションでより伝わるといいな、と思います（戸谷）
私たちが今生きている世界と『チェンソーマン』の世界の線引きって、すごく曖昧だと感じていて。会話の中で架空の出来事と実在する出来事が混在して出てくるシーンがあるんですけど、両方の出来事が混ざっているからこそ、『チェンソーマン』の世界があることもわかるし、だけど私たちの世界と何か繫がっているような感じもして。ただのファンタジーとか創作物ではなくて、「本当に存在しているんじゃないかな」と思ってしまうような空気感が物語全体にある気がします（楠木）
マンガを全巻読んだら一目瞭然なんですけど、どこでデンジが変わっていくのか、みたいなものをしっかり拾っていくとすごく面白くて。特に、「俺って心がないのかな」って言うところとか……そういうのって、人間誰しも一瞬くらい思うことはあると思うんですよ。義務教育を受けずに育ってきたデンジが、何を学び得て成長していくのかっていうところも――この作品の中でデンジというひとりの人間の成長を描いているのも魅力だと思います（坂田）
『チェンソーマン』は作品全体を通してすごくナチュラルなお芝居が求められる現場だったんです。だからパワーも、そういうナチュラルなお芝居をしようと試みたんですけど、パワーがとにかく非日常的なキャラクターだから、最初はすごく難しくて。人間でもないし、悪魔でもないし、魔人の日常会話ってどんなんだろう？って（笑）。まずそこの想像から入ったんですけど……。アニメっぽいお芝居はなるべく削ぎ落としていきつつも、パワー自体がいい意味で作品の中でも浮いてるキャラクターなので、浮かせちゃえばいいんだ、って思ったんです。浮いてるんじゃなくて浮かすっていう（ファイルーズ）
今回の特集では他にも、中山竜監督、原作担当編集の林士平さん、そして8組のアーティストへの取材も敢行しています。それぞれの立場で語られる『チェンソーマン』、ぜひアニメの放送と一緒に楽しんでいただきたいです！（安田季那子）
CUT11月号は現在以下にて購入可能です。
