オリコンデイリーチャート７位に初登場、坂本真綾のニューシングル『Buddy』。
これはほんとうにいいシングル。
これまで彼女の作品に満足できなかったことは記憶にないけど、それでもなおいいシングルだと思う。

表題曲がとにかく素晴らしくて、School Food Punishmentによる飛翔感みなぎるメロディが彼女のあの清澄な声で歌われることの気持ちよさはちょっとハンパじゃない。
メロの起伏も多く、符割にもちょっとした細工があるので、これを自分の歌にするには優れた運動神経と咀嚼力が必要だったはずだけど、そこはさすが。
いわゆる「新機軸」ということになる楽曲をしてこの完璧なプレゼンテーション、という事実から察するに現在、彼女のモードは最高、ということなんだと思う。

あと、初回盤には今年６月に行われた国際フォーラムでのライブを収録したライブＣＤがついているので、そちらがオススメです。
来週には、２週連続リリースということで、ユーミン書き下ろしの新曲がドロップされるし、１１月にはコンセプトアルバムも出る。
まだまだお楽しみはこれから。（小柳）