のっけからデ・パルマとは違う「血」の洗礼が印象的なクロエ版『キャリー』、いよいよ今日公開された。溌剌としたキャリー、というと言語矛盾かもしれないが、10代のパワーがみなぎる、破壊力が増したキャリーがとにかく可愛いんです。
シシー・スペイセクのキャリーが繰り広げる悪夢のような光景は「やめてー！」と戦慄するものだったが、今回のキャリーの破壊行動は「もっとやれー!!」とヒット・ガールばりに応援したくなってしまう。これぞまさしくクロエ・グレース・モレッツの魅力。自らの能力に気づいたキャリーが、キラキラした目で色んなものを浮かせて部屋で遊んでいるシーンなんて最高！
そのぶんジュリアン・ムーア演じる母の狂いっぷりもむちゃくちゃパワーアップしてたけど。
エロチックな官能ではなく、愛を感じさせる女性ならではの視点も新鮮だった。
現在発売中のCUTでは、6ページのロングインタビューでクロエにがっつり迫ってます！
映画はもちろん、こちらもぜひチェックを。 (井上)