ぎゅうぎゅうの空間に濃密なエネルギーが爆発し、深遠な世界観が渦巻く、まさにデッドエンドにしかできないライヴパフォーマンス。集大成的なセットリストも、アグレッシブな演奏も含め、たっぷり堪能させてくれた。
「次の曲は、食人、カニバリズムがテーマの曲です」と言って演奏された新曲“Final Feast”を始め、11月に3ヶ月連続でリリースされるシングルもやった。「一番うまいらしいですね。食ったことあります?」とフロアに聞いていたが、実は今日のライヴはUstream配信もされているのだった。終演後、そのことを突っ込むと「なんかまずいですか?」。さすがMORRIE。
他の2曲も、近親相姦、殺人と人類のタブーをテーマにした歌詞。「近親相姦を勧めてるわけじゃなくて。性欲を爆発させて下さい!」と叫んでいた。上半身裸で、デビルマン化が加速したすごい筋肉をギラギラ銀色に光らせながら。
とんでもないオリジナリティを持ったバンドだと、改めて、しみじみ思った。
3〜5月まで全国ツアーも決定!
次号JAPANでロングインタビュー掲載します。
(井上)