昨日は渋谷WWWでHOWL BE QUIET(ハウル・ビー・クワイエット)のワンマンに行った。
ハウルは「JAPAN'S NEXT」の特集でもフィーチャーした気鋭のニューカマー。めちゃくちゃポテンシャルのある4人組だけど、正直まだ、このサイズの箱でワンマンは厳しいんじゃないかと僕は思ってました。すいません、すげえ大盛況。彼らを取り巻く期待の波が、すでにひとつの形に実を結んだのが昨日の夜だった。
ライヴはたっぷり1時間半。写真はライヴ直後、完全燃焼しまくって脱力気味の4人です。
右から二人目、ソングライターの竹縄航太(Vo・G・Piano)の書く、ピュアで痛みを孕んだラヴソングが今の彼らの最大の武器で、まだ未チェックの人はこれを。
彼らのレパートリーで、特にパワフルなのがこの2曲。
で、これがライヴになると、この音源のポップさを超える情念のようなエネルギーがどばどば―っと出てきて、ぞっとするような迫力になる。これが、これこそがハウルの真の恐ろしさだということを確認できたのが、自分にとって昨晩の最大の収穫だった。
ライヴはミスもいろいろあったけど、4人それぞれのバンドらしい立ち位置の見せ方とか、お客さんとのあったかいやりとりとか、確実な成長をいくつも感じさせてくれる良いステージだった。だからこそ、そこにもっともっとディープなコミュニケーションを注ぎ込んで濃いものをつくっていけるんじゃないか。そんな期待をより強く持った。まだまだ行こうぜ、ハウル!(松村)