英国で「12月に最も稼ぐクリスマス・ソング」×10曲♪

昨日に続き、クリスマスねたをもうひとつ。

★キリスト教圏のここUKでは毎年12月に突入した途端、
ラジオやTVや各種イベント、街の繁華街の各デパートetcで様々なクリスマス・ソングが流れ、
我々消費者の購買欲を煽るべく各メーカーによる怒涛のクリスマス商戦が始まるのですが、

★曲を書いたミュージシャン達にとって、
この時期のプロモーションで使われる「クリスマス・ソングで稼ぐ印税」はなかなか侮れない数字になっていることを英デイリー・メール紙が発表。

☆以下が、
12月22日までの売り上げを元に推定計算した「各アーティストによるクリスマス・ソングの今年のセールス印税・金額×トップ10」。

ж日本円表記は、今日のレート「1ポンド=約145円」で換算しました。


1, Slade - Merry Christmas Everybody ( £500,000 / 約7250万円)
2, The Pogues - Fairy Tale of New York (£400,000 / 約5800万円)
3, Mariah Carey - All I Want For Christmas Is You (£376,000 / 約5452万円)
4, Bing Crosby - White Christmas (£328,000 / 約4756万円)
5, Wham! - Last Christmas (£300,000 / 約4350万円)
6, Paul McCartney - Wonderful Christmastime (£260,000 / 約3770万円)
7, Jona Lewie - Stop The Cavalry (£120,000 / 約1740万円)
8, The Pretenders - 2000 Miles (£102,000 / 約1479万円)
9, Cliff Richard - Mistletoe And Wine (£100,000 / 約1450万円)
10, East 17 - Stay Another Day (£97,000 / 約1406万円)


つまりクリスマス・ヒット・シングルを書いたミュージシャン(実際に曲を書いたソングライターに限る)は、
毎年12月は「1ヵ月間、何もしないで数千万円の印税が入ってくる」ことになる。

ちなみに7位のJona Lewie氏は、
70年代初頭にBrett Marvin and the Thunderboltsのメンバーとしてエリック・クラプトンの前座を務めたこともある人なのですが、
「音楽界の表舞台から引退した今も、毎年12月にこの曲で稼ぐ印税が年間収入の半分近く(!)を占める」のだそう。
児島由紀子の「ロンドン通信」の最新記事