ジョン・レノンが「ソングライターとしてリスペクトした」最初のポール・マッカートニー作の曲は?


★今もロック史に残る「名作曲パートナー」といえば、やはりレノン&マッカートニー。

この2人の天才ソングライターが書いた名曲の数々は今も世界中の人々に影響を与え愛され続けているが、
天才2人が揃うと、お互いへのライバル意識もやはり並外れた激しさだったようで、
特に完璧主義なジョン・レノンは相棒のポール・マッカートニーが書いた曲については点が辛かった。
ザ・ビートルズで活動していた頃もポールが書いた曲をなかなか褒めず、
ビートルズが解散した後のインタビューでは特に辛辣なトーンへ。
各メディアとのインタビュー中でも、ともすれば「使い捨てポップ」「ゴミ」とポール作の曲を切り捨てていた。

が、そんなジョン・レノンが初めて公の場(1980年のプレイボーイ誌のインタビュー)で、
ビートルズ時代の曲を振り返りつつ
「悔しいけど、この曲はポール作なんだよな。だってムチャクチャいい曲だもんな」とリスペクトを込めた賛辞を送ったポール・マッカートニー作の曲は、、、

なんとザ・ビートルズの“All My Loving”だった!!!

★というエピソード+同曲の音源をUPしているのがこの英メディアの記事。

https://faroutmagazine.co.uk/paul-mccartney-beatles-song-earned-john-lennon-respect-all-my-loving/

P.S.なお、レノンが「ソングライターとしてのポールをリスペクトしたもう一つの曲」として知られているのは
“Here, There and Everywhere”。



『ロッキング・オン』最新号のご購入は、お近くの書店または以下のリンク先より。


『rockin'on』2021年2月号
児島由紀子の「ロンドン通信」の最新記事