ピート・ドハーティ、リバティーンズ再結成ライヴをドタキャンするつもりだった


★2010年の8月、合計約17万人(!)の大観衆を狂喜させた、
ザ・リバティーンズの再結成ライヴ@レディング&リーズ・フェス。

この2日間のフェス出演で、彼らは百万ポンド(約一億3千万円)の出演料をゲットしたが、

★来る6月20日に日本盤DVDもリリースされる彼らのドキュメンタリー映画『There Are No Innocent Bystanders』中のインタヴューで、
ピート・ドハーティは「直前まで今回の再結成ライヴをドタキャンしたい衝動に駆られていた」と語っている。

その理由として「2003年頃、自分がドラッグ問題でバンドから追放されたことに対する怒りが未だに収まっていない」ことを告白した後、
「その腹いせとして2010年の再結成ライヴをドタキャンしようかと思った」と語っているわけですが。

以下がそのコメントの要訳。

「あの時、俺がバカなこと(←ドタキャンを指す)をやらかす可能性も大いにあったよ。
状況次第ではどんなことでもやっちまえ!な心境だったからさ。
でもそういう自分の個人的な感情は抑えて、このギャングの一員に徹するべきだと思い直したんだよね。

だって俺の一部では(ライヴの)直前まで、
ステージに現れた途端ギターをぶっ壊して、
ファック・ユー!って他のメンバーに言ってやりたい衝動に駆られてたから」。

実は相当ヤバイ状況だったんですね、あのレディングの舞台裏……。
(このピートのコメントは2010年時のものですが)。

★その一方で、
今年初頭あたりから「ピート&カールが仲良くつるんでいる現場」ショットや情報が頻繁にメディアで報じられるようになってきているのも事実♪♪♪
2012年現在は2人の仲もかなり修正されているようなので、筆者ものんびり楽観的に構えてます。
そのうち何らかの共同活動は絶対あると思う。

★ちなみに一番下の写真は、現在パリでオペラに出演しているカール・バラーの近影。
カールはご覧のようにローマ皇帝ネロの役。
他にもあのマーク・アーモンド(!)が哲学者セネカ役で共演している。
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