内田樹 2008.11.15 21:12 宮嵜広司の「明るい洋楽」 いまや書店の棚から雑誌の目次まで、名前をみないことがなくなった感の強い、昨今の「内田樹現象」。その論に大勢があれば、かならず逆境(?)に視座を打ち立て、鮮やかに論じてみせる、その手さばきは、所作の軽やかさに反してときに重い。その名前をぼくが初めて見たのが、大学生の時、この本、エマニュエル・レヴィナス「困難な自由」の訳者として、だった。1985年の初版本である。まさかそれから20数年後、ご本人に取材させていただくとは思いもしなかった。