ダニエル・ラノワのライヴに泣く&2チェロズ訂正


昨日はダニエル・ラノワのライヴも観ることができた。

あまり意識してこなかったが、初の来日公演だという。その内容はあまりにも素晴らしいものだった。

徹底してモダンなサウンドとして響く彼のスティール・ペダルを生で体感できたことは至福だったが(そして、ギターの鳴らし方がまた絶妙)、それ以上に驚かされたのは、バンド・メンバーであるブライアン・ブレイドのドラム。

事前に観た人から、すごかったと聞いていたのだけど、実際に観たら鳥肌ものだった。

彼のキャリアを考えれば当然のことなのだろうけど、アンサンブルとの間合い、歌との間合い、グルーヴとの間合いを巧みに読みながら、あんなにもあたたかく、マジカルなドラムを叩ける人がいることに、ただただ感動してしまった。ステージを降りれば、気さくに観客からの握手にも応じる笑顔が素敵な人なのだけど、ドラムを叩いている時は、そこだけで一つの宇宙が生まれているような、そんな凄さがあった。

“Still Water”といったファースト・アルバムの曲もやってくれた。

なので、このライヴを観るために、その前の2チェロズはセカンド・アンコールが終わったところで出なければならなかったのだけど、同じくライヴを観ていたライターの高橋智樹さんから、セカンド・アンコールで“Welcome To The Jungle”をやった後、“Smooth Criminal”を再びやり、最後にスティングの“Fields Of Gold”もやったと教えてもらった。

ここで訂正させて下さい。(古川)
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