ロッキング・オン最新号、『グラゼニ』作者も登場!


ロッキング・オンの連載で、毎月ミュージシャン以外の様々な有名人(マツコ・デラックスから田原総一朗まで!)にご登場いただくコーナー「この人に逢いたい」。

今月はこの人……なぜかミッフィーのお絵かき帳を持ってますが、マンガ原作者の森高夕次さんに逢いました。
彼は、プロ野球選手の「お金」をテーマに悲喜こもごもの人間ドラマを描く斬新なマンガ『グラゼニ』で各方面から絶賛されている方ですが、実は別名のコージィ城倉として、他にもオモシロな作品をいくつも生んできた気鋭のマンガ家です。

個人的にはスポーツにも、スポーツマンにも、スポーツマンガにも興味ゼロなのだが、『グラゼニ』は毎話かかさず読むほど生活臭プンプンの内容ですっかりハマっていたので、とても嬉しかった。ちなみにこの人、「野球」以外をテーマにするとなぜか物語が破滅的な結末に突き進むロックな作品を描く傾向があります。そういう意味では、『ももえのひっぷ』という別作品もどろっどろの大傑作。読む人を激しく選ぶがゆえに、強くオススメしておきたい。

で、なんでミッフィー?というところに戻るのだが、原作ネームの下書きに、紙の厚さといいページ数といい最高のノートなんだそうです。そしてもうすぐ製造中止という知らせを受けて、仕事場にはこれの数百冊単位のストックがあるそうです。すごいけど……なんか怖い。(松村)