ポーター・ロビンソンの単独を観る

ソニック・マニアでは最初を観ることが出来なかったので、どうしても単独ライブを観たかった。
いきなり1曲目で泣きそうになる。大丈夫か?渋谷陽一64歳(笑)
21歳の幼い物語だが、でも彼の物語には普遍的な悲しみと、それを超えていく強い肯定のメッセージがある。それが64歳の心も揺らすのだ。シンプルな言葉、それを支える強靭なメロディー、時代の空気をパンパンに吸ったサウンド・デザイン、それが一体化して爆発するエネルギーは圧倒的。
オッサンらしい感想を言うなら、2015年のロジャー・ウォーターズだと思った。
彼の音楽が持つ物語性とカタルシスは、ピンク・フロイドと良く似ている。
まず言葉ありきの表現だと思う。
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