サマソニでトム・ウォーカーを観る。

ある意味、今の時代の最もオーソドックスな男性ボーカルのスタイルかもしれない。
資料にある「ヒップホップのビートと、ほんの少しのブルース、ほんの少しのポップ、そしてレゲエのひらめきをミックスしたのが僕のサウンドなんだ」という言葉は、まさに今の時代の空気感をリアルに反映したものだと思う。それだけに同じ方向を目指すアーティストも多い。
彼がその中でチャート1位や新人賞などを獲得できたのは、言うまでもなく曲と歌の力によるもの。その実力を見せつけたステージだった。
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