THE BIG PINK


マウンテンのコンクリートな空間に、
無機質なダウン・ビートが轟く。

ああ、またまた回顧的で申し訳ないが、
これはもう懐かしの4AD、ダーク極まる耽美の世界だ。

かなたを指差す厚いシンセと単音からノイズへと巡るギター。

でも、こういうのがとてもエモーショナル、なのである。(宮嵜広司)