serial TV drama @ 渋谷O-NEST

serial TV drama @ 渋谷O-NEST

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4月22日にドロップされたシングル『まばゆい』のリリース・ツアー、題して『serial TV drama tour 2009“そのライブ、目映いにつき”』が渋谷O-NESTにて開催。6月28日のSHIBUYA BOXXファイナル(バンド初となるワンマン!)まで、全10本のショート・ツアーがこの夜からスタートするのだ。 初日の対バンは、去る4月15日に赤坂BLITZワンマンを大成功に収めたばかりのOCEANLANE。1月にリリースされた最新作『CROSSROAD』は、HAJIMEとKayというふたりのソング・ライターが競い合うように健筆を奮いまくった、とにかくグッド・ソングだらけの傑作だったし、以前は線の細さも感じられたライブ・パフォーマンスも飛躍的に強度を増した。いまだかつてなくノッている4ピースだからして、この夜も“Standing On My Side”、“I’ll Be Around”、“Shine On Me”と新作収録曲をメインにダイナミックなステージを展開。シンガロングも巻き起こす熱演で主役にバトンを継いだ。15分ほどの転換を挟んで、午後7時すぎ、いよいよserialの出番だ。QUEENのSEとクラップが響くなか、意気軒高にオン・ステージする5人(ギター・新井、さっそく決め文句の「調子いいぜオラー」タオルを掲げてシャウト!)。全員で呼吸をあわせて“THE DANCE”でライブをキックオフさせるや、いきなりNEST中にハンズ・アップ! 助走もなしにピーク・ポイントに駆け上がり、さらにギターとドラムスのインプロビゼーショナルな掛け合い、そしてギターでお客さんとコール&レスポンスを繰り広げるなど、完全に和製ヌーノ・ベッテンコート(あるいは新世代のローリー寺西?笑)と化した新井を筆頭にぐいぐい飛ばしていくメンバー。処女作『ginger』で登場した頃は、繊細な面持ちをした文系ギター・バンドというパブリック・イメージだったけれど、今やそれとは真逆の、超イケイケ・エンターテインメント・ロック集団として覚醒してきているserialだ。その半端じゃないテンションに駆られて、俄然フィーバーするフロア。「みなさん今日はいいですねぇ!」とベース・近藤も感嘆するほどの熱狂のもと、ライブはレッド・ゾーンの向こう側へと加速していくのだった。 時折一歩身を引いたりして、ボーカル・伊藤はちょっと本調子ではなかったようだが、そこは他のメンバーががっつりカバー。ライト・ハンドにスウィープ、早弾きなど、ド派手でテクニカルな新井のプレイは元ギター・キッズとしては視覚的にも楽しい。中盤には、この夜から発売となるライブ会場限定シングル“Loop”も披露され、本編ラストは“まばゆい”で大噴火! 「いろいろあるけど、叫んで、楽しんでいこうぜオラ――ッ!!」(新井)と、アンコールでも代表曲“赤いパーカー”で再びクライマックスへ。数百人クラスのライブハウスには収まりきらない、serialの計り知れないバンド・ポテンシャルに圧倒される思いだった。 この『そのライブ、目映いにつき』ツアー、3ヵ所以上参加すると特製グッズをゲットできるスタンプラリー企画(名づけて「serial TV dramaと行く、超絶的日本縦断スタンプラリー!」)もあるので、どこまでも追っかけるべし!(奧村明裕)
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