名ソングライターのジェシ・ウィンチェスターが69歳で他界

名ソングライターのジェシ・ウィンチェスターが69歳で他界

数々のアーティストに楽曲をカヴァーされていることで知られるシンガー・ソングライターのジェシ・ウィンチェスターが4月11日に他界した。享年69だった。

ジェシは2011年に食道がんを患い、その後全快したことが伝えられていたが、今月に入って危篤状態に陥っていることが明らかになっていた。

ジェシはテネシー州メンフィスで育ち、カントリー系のアーティストを目指していたが、ヴェトナム戦争中に兵役に徴収されたため、これを忌避するため1967年にカナダへと逃れ、カナダでの活動を続けた。その後、ザ・バンドのロビー・ロバートソンの目に留まり、1970年にファースト・アルバムのレコーディングとリリースにこぎつけることになった。

ジェシは一番精力的に活動した70年代には徴役忌避兵扱いとなってアメリカでツアー活動ができなかったため、アメリカではもっぱらソングライターとして知られることになったが、エルヴィス・コステロ、ジョーン・バエズ、ジ・エヴァリー・ブラザーズ、フェアポート・コンヴェンション、ティム・ハーディン、エミルー・ハリス、ニコレット・ラーセン、ウィルソン・ピケットらが作品を取り上げていることで知られている。

また、現在来日中のボブ・ディランもかつてジェシについて「最良のソングライターの話をするとして、ジェシ・ウィンチェスターを入れないわけにはいかないよね」と言及したことでも知られている。

ジェシは1977年にジミー・カーター大統領の恩赦令により、徴兵忌避で追及されることを免れることになり、この年にアメリカで凱旋ライヴも行った。その後、02年にアメリカに帰国し、ヴァージニア州に腰を落ち着けていた。
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