アルコール依存により入院していたサム41のデリック・ウィブリーは自身のサイトでファンに向けて入院中の支援を感謝し、恐ろしく痩せ細った自身の姿も公開している。
デリックは痛飲が過ぎて肝臓と腎臓の機能不全に陥り、入院せざるをえなくなったことを先頃明らかにしていたが、ファンの対応に次のように感謝している。
「贈り物を送ってくれたり、俺への気遣いや励ましを見せてくれて、みんなには本当にありがとうとそれだけが言いたかったんだ。こうやって回復しつつある時期には本当に大きな意味を持つんだ。俺もじきによくなるし、みんなも知らないうちにちゃんとステージに復帰するから」
デリックは今月に入ってから入院のことを明かしていて、医者にもあと1口でも酒を飲んだら確実に死ぬと説得されたと明らかにしている。
「病院では重体で一月過ごしていて、入院までの数週間もものすごく具合が悪かったんだよ。具合が悪くなったのは、これまでずっと重ねてきた暴飲が原因なんだ。ついに身体がついていけなくなったっていうことだね。毎日浴びるように飲んでたからね」
さらに婚約相手の女性の助けで病院に担ぎ込まれ、その後は集中治療を受けていたとデリックは明らかにした。
「もう飲めないってようやく自分でも気が付いたんだよ。お医者さんたちからももう1口でも飲んだら死ぬって言われてるんだ。説教もなにも言うつもりはないけど、飲む時には責任の負える飲み方をするのがいいと思うよ」
ただ、新しい曲を書いていくインスピレーションは失われていないと次のようにも語っている。
「なんにせよ、音楽を書きたいという情熱とインスピレーションは戻ってきたから。新曲用にアイディアもいくつか温めてるし。いずれまたアルバムを作ることになって、ツアーにも出ることになると思うよ」
また、前妻のアヴリル・ラヴィーンも次のようにツイートしている。
「今日サム41のデリックと話をした。本当に偉かったと思う。デリックはわたしの家族だし、いつまでもそうだから。#デリック頑張れ」
デリックのサイトはこちらから。
http://www.deryckwhibley.net/
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