元LCDサウンドシステムのジェームス・マーフィー、解散は間違っていなかったと語る


元LCDサウンドシステムのジェームス・マーフィーは3年前の解散について「間違っていなかった」と語っている。

LCDサウンドシステムは2011年4月にマディソン・スクエア・ガーデンで最後のライヴを行い、この時のドキュメンタリーは2012年の映像作品『Shut Up and Play the Hits』としてまとめられ、今年の4月にはこの時のライヴ盤『The Long Goodbye: LCD Soundsystem Live At Madison Square Garden』がリリースされているが、解散という選択は間違っていなかったのかとローリング・ストーン誌に問われジェームスは次のように答えている。

「それについては考え直したことはないよ。あの時のしかかってきていたのは、なにかひどい作品を作ってしまうか、あるいは意味のわからないものをあえて作ってみるか、それかどんどん人気を大きくしていくかという選択で、どれも食指が動かなかったからね。だから、解散して本当に気分がよかったんだよ。だからといって、寂しくないわけじゃないよ。あのプロジェクトをまたすごくやりたくなることは確かにあるからね」

また、これまでヤー・ヤー・ヤーズ、アーケイド・ファイア、クラクソンズらの作品のプロデュースも手がけてきたジェームスだが、今年はプロデュースの予定はないと明らかにしていて「正直言って、あまりたくさんやりたい仕事ではないんだ」とも語っている。

ライヴ盤『The Long Goodbye: LCD Soundsystem Live At Madison Square Garden』は4月19日のレコード・ストア・デイにアナログ盤としてリリースされていて、その後アナログ盤とダウンロードとでリリースされている。内容的にはこの時のライヴの全貌を収録して4時間近いものとなっている。

また、自身のコーヒー・ブレンドにも取りかかっていることを明らかにしていたジェームスだが、コーヒー専門店のブルー・ボトルから「ハウス・オブ・グッド」という名前で売り出されている。

ジェームスのコーヒーはこちらから。
http://www.bluebottlecoffee.com/products/house-of-good

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