トゥール、絶賛進行中の新作制作をキング・クリムゾンのパット・マストレットが見学


2006年の『10,000デイズ』以来となる新作の制作が続いていると伝えられているトゥールだが、オフィシャル・サイトによると作業が「かなり順調に進んでいる」とのことで、またキング・クリムゾンのパーカショニスト、パット・マストレットが参加している可能性もあるようだ。サイトでは次のように報告されている。

「バンドの友人でキング・クリムゾンのパット・マストレットがトゥールのアジトに先頃立ち寄り、メンバーが取りかかっている新しい音源を聴きに来ました。最近、スタジオの再生システムを改良してからは作曲やアレンジ・セッションがかなり順調に運ぶようになったと聞いています(新作を待ち望んでいるみんなには嬉しい報せですね)」

また、ギターのアダム・ジョーンズはインスタグラムでスタジオのホワイトボードの画像を上げていて、なんの画像かは説明されていないが、ホワイトボードには楽曲の進行表らしきものが書かれている。アダムは画像のタグとして「地平線に狼煙が上がる」としていて、新作が完成に向けて動いていることをほのめかしている。

なお、アダムは今年の7月の時点でバンドが訴訟に巻き込まれて制作作業が相当に遅れてしまったことを明らかにしていたが、訴訟も先が見えてきたことと、新作の準備作業についてもドラムのダニー・ケアリーが「作曲の一番しんどい過程はもう終わったはずだ」とも語っていた。また、ダニーはあえて言えば、新しい新曲群は「よりメタル的なサウンドになっているといってもいいのかな」と説明していた。