ブランドン・フラワーズ、『ホット・ファス』のシングルはもう聴いていられないと語る


2012年の『バトル・ボーン』以来となる新作に取りかかっていると伝えられているザ・キラーズだが、ブランドン・フラワーズはもうファーストの音源はとても聴いていられないと語っている。

Q誌の取材に応えたブランドンはファースト『ホット・ファス』について誇りは感じているけれども、まともに聴き続けることはできないと語っていて、ラジオで『ホット・ファス』からのシングルがかかってしまったりすると「すぐに局を切り替えてしまう」と明らかにしていて、さらに次のように説明している。

「自分の声についてすごく嫌だなあと思ったり、自分のレコーディングについてそう思ったりすることってわりとよくあることなんだよ。誰だってあの時に戻ってやり直したいって思うものなんだ。だけど、なんかしらのマジックがその瞬間に働いていたんだとぼくとしてはそう考えることにしてるんだ」

また、ブランドンは『ホット・ファス』は近年ではかなりよくできたデビュー・アルバムのひとつに挙げられるはずだと思っているが、自分としてはほかのバンドのファーストの方が好きだと次のように語っている。

「ぼくの意見をいわせてもらうなら、ザ・ストロークスのファーストの方がよかったんじゃないかと思うよ。ガンズ・アンド・ローゼズのデビュー・アルバムの方がいいとも思うし。でも、ぼくたちのも結構上の方にあると思ってるし、そのことは誇りに思ってるよ」

なお、ベースのマーク・ストーマーは先月、キラーズの新作制作には参加するものの、その後のツアーには同行しないことを明らかにしている。