12月6日(金)発売のロッキング・オン1月号は、1年を締めくくる2024年洋楽アルバム特集です。アルバムだけでなく、リイシュー作品、来日公演、イベント、ニューカマー、洋楽ライター陣による座談会、そしてジャンルを細分化したシーン別の徹底考察で、今年の洋楽シーンを振り返ります。
今回は、選出作品の一部をご紹介!
【No.16】
グリーン・デイ『セーヴィアーズ』
本誌2024年2月号のインタビューで、マイク・ダーント(B)は「今回のアルバムは『アメリカン・イディオット』とか『ドゥーキー』に近いものがある気がしていて」と語っている。おお、『ドゥーキー』から30年、『アメリカン・イディオット』から20年という周期を意識したのか!?と思ったら、「ただしそれは意図してそうなったわけではない」と続けていた。そうよね、ピッタリ計ったように、こんなエモーショナルなアルバムが作れるなら、そんな簡単なことはない。ただ、グリーン・デイが、いつ燃え尽きてもおかしくない攻撃性&温度感をキープしているにも拘らず、今も活動を続けているという尊さに、このタイミングで『セーヴィアーズ』が誕生したことが拍車をかけていることは間違いない。実際、『セーヴィアーズ』のモードじゃなければ、『ドゥーキー』と『アメリカン・イディオット』の全曲を披露するライブもできなかっただろう。(続きは、ロッキング・オン1月号にて)
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