田中圭さんのインタビューを、5月19日発売のCUT6月号に掲載しています。
6月29日にWOWOWにて放送されるドラマW 三谷幸喜『おい、太宰』。三谷幸喜が脚本と監督を手がけ、カメラを止めずに全編を撮影する「完全ワンシーンワンカットドラマ」シリーズ3作目である本作で主演を務める田中さん。約100分間出ずっぱりの主人公を生き抜いた田中さんに、撮影を振り返りながら本作について、そして演じた健作について、話を伺いました。
以下、インタビューから一部抜粋してご紹介します。
カットを割らないっていうのは、お芝居をする上で、役者にとって、すごい贅沢なことだと思うんです。もちろん考え方は人それぞれで、一回一回のカットに力を込めるほうが好きっていう方もいると思うんですけど、相手やシチュエーションに対して抱く感情をずっと自然に蓄積して最後まで行けるので、僕はワンカットのほうが好きでした。それに今回、特殊な方法で移動をしたり、自分のお芝居や歩く速度で、カメラマンさんと息を合わせる必要もあって。「カメラの角度的に、今振り向いても大丈夫かな?」とか、気にしなきゃいけないこと・やらなきゃいけないことはいっぱいあったんですけど、そういうのも込みですごく楽しかったです
僕が初めてこのシリーズを観た時は率直に「すごいことやってんな」って思ったんですよね。「撮影が大変だろうな、ワンカットにしなきゃいいのに……」って最初は思うんですよ。でも観ているうちにワンカットであることを忘れましたし、途中からはもう、すごいもの観てるなぁっていう感動を覚えてきて。今回観ていただく人にも、その時の自分と同じ感動を受け取ってもらえたら嬉しいです
撮影現場での様子や、三谷さんとのお話についてなど、他にもたっぷりと語っていただいています。CUT6月号は、明日5月19日(月)発売です。ぜひチェックしてください!(阿部文香)
CUT6月号は現在以下にてご予約可能です。