長瀬智也主演ドラマ『ごめん、愛してる』追加キャストに池脇千鶴、大西礼芳ら

池脇千鶴
大西礼芳
六角精児
中村梅雀

7月スタートの長瀬智也主演、日曜劇場『ごめん、愛してる』の追加出演者が発表された。

ドラマではすでに、母に捨てられこれまで誰にも愛されなかった律を長瀬智也が、彼に惹かれていく純粋で愛情深い凜華を吉岡里帆が、母の愛を一身に受け屈託なく生きるアイドルピアニストのサトルを坂口健太郎が、そして自分が産んだ律がそばにいることに気づかずサトルを溺愛する麗子を大竹しのぶが演じることが発表されていた。

本日新たな出演者として池脇千鶴が、長瀬演じる律と同じ児童養護施設で育った河合若菜として出演することがアナウンスされた。池脇が民放の連続ドラマにレギュラーで出演するのは2003年放送の『大奥』以来14年ぶりとなる。彼女が演じる若菜は8歳の息子を持っているが、若菜自身子どもの頃に事故に遭い、高次脳機能障害となり、事故のときと同じ7歳程度の知能で止まっているという役どころ。池脇は若菜を演じるために、高次脳機能障害について勉強。自ら何度も取材に赴き、障害を理解しようと関係者に質問を重ねたという。

また、サトルが夢中になる天才サックス奏者・古沢塔子役に大西礼芳、律の出生の秘密を知るゴシップ記者・加賀美修平役に六角精児、麗子のマネージャーで凜華の父・三田恒夫役を中村梅雀が演じる。

出演にあたり、池脇よりコメントが寄せられている。

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<池脇千鶴コメント>
Q.14年ぶりの民放連続ドラマ出演で難しい役に挑戦されますが、この作品に出演しようと思った決め手は?
A.このドラマのお話自体、普遍的な愛の話で、いいなと思ったんです。私の一人よがりの感覚ではなく、今観る人たちにとってはとても新しく響くかなと。いろいろな広がり、可能性をこのドラマに感じました。
そのなかで若菜という役をいただいて、悩みました。悩みましたけど、プロデューサーに説得されました(笑)。「ぜひ!」と熱心に言っていただいて「じゃあ、一緒に頑張ってみようかな」と私も思って。背中を押されたので決めた、という感じです。

Q.高次脳機能障害についてご存知でしたか? 勉強をしたと伺いましたが?
A.そういう障害を持った人がいるということは知っていました。
まず、本屋さんや図書館に行っていろいろな本を読みました。それから動きやお芝居のヒントがあったらいいなと思い、プロデューサーにお願いして探していただいて、3人の高次脳機能障害の方とお会いしてお話ができました。たわいもないことばかりを話しましたが、私にとってはとても身になるもので、いろいろな表情を見せてくださったり生活の一部を見せてくださったり。おしゃべりをすることで掘り下げて得られたものがありました。取材させていただいた中でいろいろなエッセンスを使って自分なりに若菜像を作り上げることができたので、とても助かっています。

Q.若菜として長瀬さん演じる律と25年ぶりに会うというシーンでクランクインでしたが、いかがでしたか?
A.長瀬さんとドラマで共演するのは初めてです。律と接してみて、若菜としては懐かしいし、うれしい記憶がぱぁっと花咲いたような感じでした。

Q.意気込みと視聴者へのメッセージを
A.意気込みはないです(笑)。(民放の連続ドラマは)久しぶりですし、新鮮な気持ちで楽しもうという気持ちでやっています。
ドラマを観る方は、主人公や恋愛する4人の男女に思いを入れることができると思うけれど、私の役柄は理解しにくい部分もあるかもしれません。広い心で観て、ドラマ全部をまるごとただ楽しんでいただければと思います。
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番組情報は以下の通り。

●番組情報
日曜劇場『ごめん、愛してる』
放送:2017年7月スタート 毎週日曜よる9:00~9:54
出演:長瀬智也、吉岡里帆、坂口健太郎、大西礼芳、大智、山路和弘、草村礼子、六角精児、池脇千鶴、 中村梅雀、大竹しのぶ