結成20周年――Dragon Ash、新体制でのアルバム『MAJESTIC』からひもとくバンドの今

『ROCKIN'ON JAPAN』7月号

今年結成20周年を迎え、先月31日には11枚目のアルバム『MAJESTIC』をリリースしたDragon Ash。
KenKenをベーシストに迎えて制作され、Dragon Ashの新しい物語の幕開けともなる本作。発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』7月号では、Kjに作品について、そして激動の変化を経て今のDragon Ashが抱くヴィジョンまで徹底的に迫ったインタビューが掲載されている。

「顕著に違うのはね、ベーシストがKenKenだっていうのが最大じゃない? サウンドスケープにとっても、メンバーのグルーヴにとっても、日本ナンバーワンベーシストがメンバーにいるっていう。それはもう、すごいことだからね」

「時代、時代で表現方法を変えてるから。軸にメロとか、リズミックっていうとこはあるにせよ、変えてるから。この時は誰々、この時は誰々って、たぶんわかりやすくフォーカスされるメンバーが変わってくると思うんだけど。今回はほんとにみんな、俺も含めて、演奏隊みんながこう、合致してるっていうか」

「今、自分がいると思ってるシーンの周りの人たちのおかげで、ほんとうに存続できてるし、やめないっていうのもある。その中にいて、自分たちのストロング・ポイントっていうのは、自分も何かでこの人たちと同じとこに立たなきゃ! って思わせるぐらい、すごい人たちが周りにいるから、進化をしなきゃと思ってるとこなのかもしんない」

Dragon Ashがこれまで培ってきたスキルやエネルギーに満ち溢れた本作。そのすべてをひもといたインタビューは、「最新形のDragon Ash」を明確に提示した必読のテキストとなっている。

『ROCKIN'ON JAPAN』2017年7月号
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/143725