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    11年前に盗まれたジョン・レノンの日記が国境を越え発見。最後の日付は死の当日の12月8日

    11年前に盗まれたジョン・レノンの日記が国境を越え発見。最後の日付は死の当日の12月8日

    2006年にニューヨークのオノ・ヨーコ宅で盗難に遭っていたというジョン・レノンの遺品約100点が、11年を経てドイツで発見されたことが分かった。

    「Associated Press」が報じたところによると、今回発見された遺品には1965年のザ・ビートルズのコンサートの音源や“I’m The Greatest”の著作権契約書、“Woman”や “Just Like Starting Over”の手書きのスコア、名前入りの眼鏡やシガレット・ケースなどに加え、ジョン・レノン本人の日記3冊も含まれていたとのことだ。

    3冊の日記は1975年と1979年、そして1980年のもので、最後に記された日記の日付は1980年の12月8日、つまりジョン・レノンが銃殺された数時間前のものなのだという。

    ドイツのプライバシー保護法により犯人の名前は明かされていないが、容疑者の1人がオノ・ヨーコのかつてのドライバーを務めていた人物であることを検察官が明かしているという。その他の容疑者の1人はすでに逮捕されているとのことで、58歳のドイツ人のビジネスマンであることも明かされている。

    検察官はオノ・ヨーコについても、「深く感激する彼女の姿を見て、発見された遺品が彼女にとってどれだけの意味を持つものだったのかをはっきりとわかりました。今後遺品が彼女の手に戻れば、とても喜んでくれることでしょう」とコメントしていたようだ。

    なお、今回発見された遺品がすべてオノ・ヨーコに返却されるかどうかはまだ決定していないという。
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