ブライアン・セッツァー・オーケストラ、来日直前の最新インタビューが到着。ツアーへの意気込みなど

Photo by Suzie Kaplan

2018年1月よりジャパン・ツアーを行うブライアン・セッツァー・オーケストラだが、来日直前に最新インタビューが到着した。


インタビューでは、今回のツアーへの意気込みからギターを上手く弾くコツ、日本で楽しみにしていること、さらにギター投げ落とし事件などについても語っている。以下、インタビューの一部を抜粋して掲載する。

なお、フル・インタビューはウドー音楽事務所の公式サイトで読むことができる。



——25周年おめでとうございます。ツアーへの意気込みを教えてください。

新曲もいくつか用意しているから、いつでもビッグバンドとともに日本に行く準備は万全だ。本当に楽しみにしている。沢山新しい事があるんだ。日本に行けるのをとてもワクワクしている。

——ブライアン・セッツァー・オーケストラ(以下:BSO)としては4年振りのツアーになりますね。日本公演はどんな感じになりますか?

何を演奏するか……という事? ビッグバンドと演奏を始めても必ず4人編成でピアノも入れてやるんだ。BSOでも4人編成でやるよ。ロカビリーを少しやって、またビッグバンドを呼び戻す。新しい衣装、新しいバックドロップ(背景幕)、新しいバンドスタンド、新曲、新しい事が沢山あるよ。4年振りだからね、みんなに会えるのを楽しみにしているんだ。

——何故オーケストラはここまで成功したんだと思いますか?

BSOは特別だ。18人、いや今は19人編成でとてもユニークだよね。ビッグバンドを率いて彼らの前でロックンロールをやる。聞けばすぐわかると思うけど、バンドはどんどん成長している。この前ハリウッド・ボウルで演奏した事はとても貴重な機会だった。バンドには素晴らしいミュージシャンが沢山いて、私だけのバンドではない。私はバンドのリーダーだけど、バンドメンバーのソロパートもある。色々な音を楽しめて、バンドはどんどん大きくなっているよ。

——多くの人があなたのようになりたくて、グレッチ・ギターを購入します。ギターをうまく弾くコツはありますか?

グレッチ・ギターに関してだけど……そうだな、昔は古いギターだったから買ったあとに自分で色々加えなければならなかった。昔に比べれば、今は買ってすぐに弾けるから簡単になったよ。ただ、新しいジーンズを買って最初に履く時のように、しばらく音を合わせて慣らさないとダメだね。

これは古いのなんだけどこのピックアップを自分で調整したんだ。ピックアップの位置がいつも低すぎると思っていたから、子供だったけどピックアップを外してマッチボックスをはめ込んだ。ピックアップを再度戻せば位置は高くなるだろ、そういうことをしていたんだ。

子供ながらにうまく弾くためにそんなことをしていた。ただ、今はそんなことをやる必要はない。昔あったギターに関する問題は全て解決されてるからね。なので、アドバイスをするとしたら“自分の好きなものを買え”ってことくらいかな。

——コンサート以外に何か日本での楽しみはありますか?

東京では友達に会ってギターショップに行って……今まで休みの日っていうのがなかったんだ。日本では公演がない日は移動日なんだよ。ただ今回は2、3日休みの日があるから遊びに出たいね。あとおそらくツアー全部を回る熱心な友達(ファン)もいるんだ。彼らはすべての公演に来て、ヨーロッパ、ロカビリー・ライオットのツアーにも来る。クレイジーだよね。大好きさ。もちろん一緒に遊びに出ると思うよ、原宿とかで色々と遊ぶかな。あと、昔の古いギターを沢山見てみたい、原宿にそういうエリアがあるんだ。

——ギター投げ落とし事件について教えてくれますか?

毎晩、ギターを最後にぶん投げるんだ。そしてそれをキャッチするんだけど、取り損ねて目に電流が走ったんだよ、東京公演で……ギターのネックは真っ二つに割れて、ネックだけお客さんのところに飛んでいった。だけどそれを再度くっつけたんだ。ロックン・ロールだろ。色々と傷もあるけど、それが味になっていくよね。



ブライアン・セッツァー・オーケストラのジャパン・ツアーの日程は以下の通り。