5月11日に5年ぶりのニュー・アルバム『トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』をリリースするアークティック・モンキーズだが、英「Radio X」が「MOJO」のインタビューをもとに、アレックス・ターナーのお気に入りのアルバムや作曲家・作家7選を紹介している。
本記事ではその中から3つを選出し、「Radio X」に掲載された解説文の抜粋と共に紹介していく。
レナード・コーエン『Songs Of Love And Hate』
これまでに度々レナード・コーエンへのオマージュを捧げており、ミュージシャンとしてコーエンにインスパイアされていることを明かしているアレックス。
『トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』のオープニング曲“Star Treatement”は、レナード・コーエンの『Songs Of Love And Hate』(1971)に収録されている“Dress Rehearsal Rag”にインスピレーションを受けた楽曲なのだとか。
https://www.youtube.com/watch?v=lNTFqSaFwyo
ディオン『Born to Be with You』
1975年にリリースされたディオンの『Born to Be with You』だが、アレックスはこのアルバムが「今までもこれからも、ずっと好きな作品」と語っていたようだ。
「一緒に生きていきたいと思えるレベル」とまでコメントしていたとか。
ビーチ・ボーイズ『ペット・サウンズ』
ビーチ・ボーイズの歴史的名盤『ペット・サウンズ』に影響を受けたミュージシャンは少なくないが、アレックスもその1人のようだ。
アレックスは新作の制作中、「『ペット・サウンズ』のライブのサウンドをイメージしていた」と明かしていたという。
『トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』の詳細は以下。
●リリース情報
アークティック・モンキーズ
『トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』
レーベル : Domino / Hostess
品番 : HSE-1339
発売日: 2018/5/11(金) 世界同時発売
価格: 2,500円+税
※歌詞対訳、ライナーノーツ(妹沢奈美 / 田中宗一郎)付
<トラックリスト>
1. Star Treatment
2. One Point Perspective
3. American Sports
4. Tranquility Base Hotel & Casino
5. Golden Trunks
6. Four Out Of Five
7. The World's First Ever Monster Truck Front Flip
8. Science Fiction
9. She Looks Like Fun
10. Batphone
11. The Ultracheese
※iTunesにてアルバム予約受付スタート