デーモン・アルバーン、リコーダーへの愛を明かしつつ「音楽は国民の健康に不可欠」と語る

デーモン・アルバーン、リコーダーへの愛を明かしつつ「音楽は国民の健康に不可欠」と語る - pic by Linda Brownleepic by Linda Brownlee

サイド・プロジェクト、ザ・グッド、ザ・バッド・アンド・ザ・クイーンで11年ぶりのニュー・アルバム『Marrie Land』をリリースしたデーモン・アルバーンだが、「Radio X」のラジオ番組に出演した際、イギリスの音楽教育を語る中で「音楽は国民の健康に不可欠」との意見を述べていたことが分かった。

『Marrie Land』の中でトニー・ヴィスコンティと共にリコーダーを演奏しているデーモンは、自分たちの時代には学校でリコーダーの授業があったのだと以下のように語っている。

社会が間違った方向に進んでることはたくさん、本当にたくさんあるけど、そのうちのひとつは僕らの音楽への姿勢と教育だと思うね。

今はすべての世代において、どんどん(音楽教育を)軽んじる傾向にある。有名な外科医とかが、今の若い学生たちは昔の世代に比べて手先が器用じゃないとか文句言ってるだろ。

それは、重要じゃないと思われたもの(リコーダーの授業など)がいろいろ廃止されたことで起きた直接の結果なんだよ。俺に賛成する人が他にもいるかわからないけど、俺自身としては、音楽は国民の健康に不可欠だと思ってる。



またデーモンはリコーダーが「大好き」とのことで、以下のようにもその想いを明かしている。

俺はリコーダーが大好きなんだ。それに、この国の多くの世代の人が、たとえ短い間だったとしても、リコーダーに触れたことがあるっていうことが、素晴らしいことだと思うんだ。一つの音をみんなで一斉に吹いたり、練習曲をやったり……暗い時代だったな(笑)


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