本作は、『劇場版 チェブラーシカ』を手掛けた中村誠監督が主要スタッフを再集結して完成させた日本初となる長編オリジナルパペットアニメーション。大好きな父親を亡くし喪失感を抱えた少女ちえりが、いのちの輝きと向き合い、新たな未来に向けて一歩を踏み出そうとする姿を描いた冒険ファンタジーだという。
2016年よりスローシネマという上映活動をスタートし、3年たった今も各地で上映会が行われてきたが、チケットの完売が続出したため全国での公開が決定したとのこと。
声優は主人公ちえり役に高森奈津美、ちえりが蔵で見つけたぬいぐるみで、助言者として彼女に寄り添う「チェリー」役に星野源が起用されており、ちえりの母親役に尾野真千子、ほか栗田貫一やサンドウィッチマンの伊達みきお、富澤たけしなども参加している。
また、「チェリー」のキャラクターデザインはオリジナル版『チェブラーシカ』の生みの親でもある、ロシアニメ界の巨匠 レオニード・シュワルツマンが担当し新たなキャラクターを作り上げた。主題歌はSalyuの“青空”となっている。
なお、チェブラーシカ最新作『チェブラーシカ 動物園へ行く』も2本立てとして同時上映される。
●映画情報
『ちえりとチェリー』
2019年2月15日(金)より全国のイオンシネマにて2週間限定上映
キャスト(声の出演):高森奈津美、星野源、尾野真千子、栗田貫一、田中敦子、伊達みきお(サンドウィッチマン) 、富澤たけし(サンドウィッチマン)ほか
原作・監督:中村誠
脚本:島田満、中村誠
キャラクターデザイン:レオニード・シュワルツマン、伊部由起子
音楽:大谷幸
主題歌:Salyu「青空」(TOY’S FACTORY)
エグゼクティブ・プロデューサー:及川武、芝修一、高木勝裕、依田巽
プロデューサー:小野昌司、岩崎卓、東伊里弥、百武弘二
アソシエイトプロデューサー:安藤千洋
製作:「ちえりとチェリー」製作委員会(フロンティアワークス、東映アニメーション、ギャガ)
配給:フロンティアワークス
配給協力:イオンエンターテイメント
上映時間:54分
Ⓒ「ちえりとチェリー」製作委員会
『チェブラーシカ 動物園へ行く』
キャスト(声の出演):〈日本語吹替版〉 折笠富美子、土田大、チョー ほか
原作:エドゥアルド・ウスペンスキーによるチェブラーシカシリーズを元にしたオリジナルストーリー
監督:中村誠
脚本:中村誠、エドゥアルド・ウスペンスキー、ミハイル・アルダーシン
エグゼクティブ・プロデューサー:及川武
プロデューサー:岩崎卓
アソシエイトプロデューサー:藤原博行、小野昌司
製作・配給:フロンティアワークス
配給協力:イオンエンターテイメント
上映時間:18分
Ⓒ2010 CMP/CP