フー・ファイターズのテイラー・ホーキンスが、過去にガンズ・アンド・ローゼズへの参加を打診された際、クイーンのロジャー・テイラーにどうするべきかアドバイスを求めていたことが明らかになった。
「Ultimate Classic Rock」によると、1999年にリリースされたフー・ファイターズのアルバム『ゼア・イズ・ナッシング・レフト・トゥ・ルーズ』を引っさげたツアー中、テイラーの母親宛にガンズのアクセル・ローズのマネージメント・チームから連絡を受けたという。
インタビューでテイラーは、「アクセルが新しいバージョンのガンズ・アンド・ローゼズを作ろうとしてて、色んな人に連絡をしていたんだと思う。彼のチームは、俺がオーディションか何かに来る気があるかどうか知りたがってた。ちょっと非現実的だったけどな」と明かしていたとのこと。
そして、テイラーは1970年代にモット・ザ・フープルのメンバーだったイアン・ハンターとミック・ロンソンが新バンドを結成しようとしてた時に声を掛けられ、そのオファーを断った経験を持つクイーンのロジャー・テイラーに相談したと語っている。
ロジャーは、自分の目の前にフレディ・マーキュリーとブライアン・メイがいないステージに上がることが、想像できなかったんだ。
彼は「ステージにいる君とデイヴを観たが、そこには(金で)買えない何かがあった。君達には、アクセル・ローズとの間には存在しない何かがあるんじゃないかな」って言ってたんだけど、彼は正しかったよ。
なお、テイラーはサイド・プロジェクト、テイラー・ホーキンス&ザ・コートテイル・ライダーズによる3rdアルバム『ゲット・ザ・マネー』を11月8日に発表。同アルバムの国内盤は12月25日(水)にリリースされる予定だ。
同アルバムにはロジャーとデイヴをはじめ、ダフ・マッケイガン(ガンズ・アンド・ローゼズ)、ジョー・ウォルシュ(イーグルス)、ペリー・ファレル(ジェーンズ・アディクション)、クリッシー・ハインド(プリテンダーズ)、パット・スメア(フー・ファイターズ)、ナンシー・ウィルソン、リアン・ライムスなど豪華ゲストが参加している。