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    初のソロALをリリースしたキム・ゴードン、プリズムのように様々なきらめきを見せる最新の創造モードについて語った!

    初のソロALをリリースしたキム・ゴードン、プリズムのように様々なきらめきを見せる最新の創造モードについて語った! - 『rockin'on』2019年12月号より『rockin'on』2019年12月号より

    実はソニック・ユースが解散して以来、ベースは弾いていないのよね。アハハッ! インプロ音楽をやるのは楽しいし、そのせいでもっとギター寄りな音楽になっていっているんでしょうね


    ゴッドマザー・オブ・グランジ、ライオット・ガール、ファッション・アイコン……と様々な名称を捧げられてきた彼女だが、40年近いキャリアで初のソロ名義作となる『ノー・ホーム・レコード』は、形容句を取っ払った「キム・ゴードン」そのものが響くアルバムだと思う。音楽的なルーツであるノー・ウェイブや前衛アートの感性からソニック・ユース型のパンク/オルタナ味、そしてヒップホップのビート・メイクやモダンR&Bの広角プロダクションの影響まで自然に共存する様は、さながら彼女の過去と現在とを俯瞰する1枚と言える。だが、それらを繋ぐボーカルやサウンド・コラージュにこちらをハッとさせる危機感や怖さ、フラジャイルな面があるのは実に素敵だ――彼女はいまだに手探りしながら前に進んでいて、「慣れ」に安住しない途上のアーティストということなのだから。くびきを離れ駆け出したキム・ゴードンに現在地点を訊いた。(坂本麻里子)



    キム・ゴードンの関連記事は現在発売中の『ロッキング・オン』12月号に掲載中です。
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    初のソロALをリリースしたキム・ゴードン、プリズムのように様々なきらめきを見せる最新の創造モードについて語った! - 『rockin'on』2019年12月号『rockin'on』2019年12月号
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