サウンドガーデン、ボーカルのクリス・コーネル抜きで再結成

1997年に解散したグランジ・バンド、サウンドガーデンが、3月24日(アメリカ現地時間)夜に再結成した。ただし、バンドの設立者およびボーカルのクリス・コーネルはメンバーに含まれず、代役のボーカリストとしてタッド・ドイルが出演したとのことだ。

オリジナル・メンバーであるキム・セイルやベン・シェパード、マット・キャメロンの3人は、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのフロントマン、トム・モレロのソロ・ライブに登場し、“Hunted Down”、“Nothing To Say”、“Spoonman”を披露した。トム・モレロもギタリストとして演奏に参加したという。

一夜限りの再結成を果たしたサウンドガーデンだったが、今回参加しなかったフロントマン、クリス・コーネルは以前、再結成はありえない、と断言していたという。

最新のソロ・アルバム『スクリーム』についてNME.comがインタビューを行った際、クリスは自らサウンドガーデンについて言及し、「サウンドガーデンが解散したとき、僕はバンドの皆と再結成するときの約束事を話し合ったんだ。サウンドガーデンがサウンドガーデンとして成立するためには、そして、バンドとしてサウンドガーデンの楽曲を演奏するには、バンドに関わっていた全てのメンバーが同意し、集結しなければならないってことをね」と話していたそう。

果たして、今回の再結成をきっかけに、サウンドガーデンに新たな動きが生まれるのだろうか? 続報は追ってお伝えします。

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