パール・ジャムのストーン・ゴッサードが、2017年5月17日に亡くなったクリス・コーネルへの愛を語り、「自分がどれだけクリスの大ファンであるか語り尽くせない」と、想いをぶつけていることがわかった。
「Blabbermouth」によると、パール・ジャムと同じくシアトル出身のサウンドガーデンのフロントマンだったクリスに、どれほど大きな影響を受けたかストーンが明かしていたという。
「どれだけ自分がクリスの大ファンであるか語り尽くせないよ。個人的に彼から受けたインパクト、そしてアーティストとしてのクリスを見て、何年にもわたってサウンドガーデンを聴き、彼らが現役時代と、影響力がある絶頂期にしたことを目にしたという点でね」
そして、クリスとお互いに影響を受け合い、支え合ってきたというストーンは、自分とパール・ジャムのジェフ・アメンが過去に在籍したマザー・ラヴ・ボーンのフロントマン、アンディ・ウッドが亡くなったときに、クリスがどれほど心の支えになってくれたかも語っている。
「アンディ・ウッドの死を乗り越えるのに、クリスがどれほどジェフと俺を支えてくれたか、そして、アンディについてのレコード『テンプル・オブ・ザ・ドッグ』の制作に参加してくれた彼の心の広さにも感謝してる。今でも俺は、(クリスのアルバムへの参加は)最も寛容で思いやりがある行動のひとつだと思ってるよ。詰まるところ崇高な表現とは、特定のレベルで自分自身から抜け出して他の人の物語を伝えることだと思うんだ」
クリスは、1990年にアンディを追悼するために結成されたテンプル・オブ・ザ・ドッグでボーカルを務め、バンドはセルフタイトル・アルバムをリリース。ストーンとジェフも参加している。
なお、2019年1月16日にロサンゼルスのThe Forumで開催されたクリスの追悼公演では、ストーンとジェフをはじめとするテンプル・オブ・ザ・ドッグのメンバーが出演した。