ポール・マッカートニー、「ジョン・レノンの生前に彼と和解できて嬉しかった」と語る


ジョン・レノンの生誕80年を祝し、英BBCが製作した番組『John Lennon at 80』で、ポール・マッカートニーがジョン・レノンと生前に和解できてよかったと語った。

People」によると、ポールはジョンの息子ショーン・レノンとのインタビューで、次のように明かしていたという。

「いつも言っているんだけれど、ザ・ビートルズのいざこざや口論、ビジネス面での相違なんかがあった後でさえ、君のお父さんと仲直りできたことは、それは僕にとって最高のできごとのひとつで、本当に嬉しく思っている。

もし和解できていなかったら、本当に心を痛めたと思う。仲直りできたことが嬉しいし、僕に力を与えてくれるんだ」


その他にもポールは、ジョンとソングライターとして最強コンビになれたことについて、2人が一緒に成長したことが大きな理由だともコメント。

「子どもの頃から、僕たちは一緒に最初の一歩を踏み出し、歩き方を学び、それから走り方も学んだ。そして、僕たちがお互いに影響を与え合っていたという事実はすごく重要だった。僕たちは歌だけでなく、人生についても学んだからね」


また、同インタビューでジョンとの出会いについても振り返ったポール。「今ではファンのように振り返ってるよ。バスから降りてきた奇妙な不良少年と出会えて、なんてラッキーだったんだってね。ジョンは僕と同じように音楽を演奏し、僕たちは一緒になってお互いを支え合ってたんだ」と話した。