ミック・ジャガー、80年代に書き始めた自伝を途中で投げ出した理由を明かす

ミック・ジャガー、80年代に書き始めた自伝を途中で投げ出した理由を明かす

ミック・ジャガーが、80年代に書き始めた自伝を途中で投げ出した理由を明かしている。

「BBC」のインタビューを報じた「Ultimate Classic Rock」によると、ミックが自伝の執筆を放棄した理由をこう語ったという。

「高額のギャラをオファーされて、お金は魅力的な要素だった。でも、実際に執筆を始めたときに楽しめなかったんだ。今を生きることを犠牲にしてまで、自分の人生を追体験することをね。

自伝を書きたくても、1週間でできることじゃないからね。自分の生活の多くが犠牲になる。過去の感情や友情、いろんな浮き沈みやすべてを追体験することになるから、すごく楽しい体験だとは言えないんだ。そのプロセスは究極に退屈だし、気持ちが動揺してしまう……。まったく気持ちが上がらなかったんだよ。

だから、『自伝で煩わされたくない』と言って出版社にお金を返して、『また別のときにやるよ』って言ったんだ。それっきりだよ」


なお、2017年には出版社の関係者がミックが執筆した75,000ワードの未完の原稿を所有していると明かし、「短い傑作だ」と表現していたそうだ。



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