【43日間、連続公開!】ロッキング・オンが選ぶ究極のロック・ドラマー43選/シンディ・ブラックマン

ロッキング・オン6月号では、「究極のギタリスト」を特集しています。そこでギタリスト特集とあわせて 、昨年の9月号に掲載したロッキング・オンが選ぶ「究極のロック・ドラマー」を43日にわたり、毎日1人ずつご紹介します。

「究極のロック・ドラマー」に選ばれたアーティストはこちら。

シンディ・ブラックマン(レニー・クラヴィッツ/サンタナなど)

【43日間、連続公開!】ロッキング・オンが選ぶ究極のロック・ドラマー43選/シンディ・ブラックマン

おそらく、本誌の読者がシンディ・ブラックマンのドラムを初目撃+体験したのは、レニー・クラヴィッツの来日公演ライブのどれかだろう。

“自由への疾走”のMV中でも『マトリックス』のキャラみたいにクールな姿で演奏していた彼女がレニーのツアー・バンドに大抜擢されたのは、1993年のこと。それ以降は04年まで欠かさず彼のツアーに参戦し、たびたびの日本公演でも、ラブ&ピース全開なグルーヴで何度も会場をどよめかせてくれたものだ。

そんなレニクラ・バンドに加え、これまで数多くのレコーディング作品にセッション・ドラマーとして参加してきた彼女。そのほとんどはジャズ畑の作品で、ファラオ・サンダースやロン・カーターなど、伝説級のアーティストたちとの素晴らしい共演歴も多い。ただ単純にファンキーというだけじゃなく、彼女が生み出すリズムには高度のスピリチュアリティ(精神性)があり、だからこそ誰もが「深く」魅了されるのだ。

2010年には、ラテン・ロック界のスーパー・ギタリスト、カルロス・サンタナとの結婚というおめでたいニュースも発表。近年は、サンタナ&アイズレー・ブラザーズの夢のコラボ作(17年発表)など、サンタナ作品の中で重要なポジションを担いつつ、今年9月には久々のソロ・アルバムもリリース予定とのこと。そのスピリチュアルな探究心は、まだまだ終わりそうにない。(内瀬戸久司)



ロッキング・オンが選ぶ「究極のロック・ギタリスト」特集掲載号は、現在好評発売中。ご購入は、お近くの書店または以下のリンク先より。


【43日間、連続公開!】ロッキング・オンが選ぶ究極のロック・ドラマー43選/シンディ・ブラックマン - 『rockin'on』2021年6月号『rockin'on』2021年6月号
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする