マーク・ロンソンが、生前のエイミー・ワインハウスとのこじれてしまった友情を振り返り、後悔していると語った。「FAR OUT」が報じている。
マークは、2006年にリリースされたエイミーのアルバム『Back To Black』にプロデューサーとして参加。しかし、エイミーが亡くなる1年前にピアニストのジュールズ・ホランドとマークのインタビューを耳にしたエイミーが、「私のアルバムの成功の半分を自分の物にした」とマークをSNSで批判し、2人は仲違いしてしまったという。
「The Guardian」との最新インタビューでマークはエイミーとの複雑な友情を振り返り、こう語っている。
「間違いなく、僕たちの関係には浮き沈みがあったし難しかったよ。彼女に対する自分の振る舞いを、完全に好きだったかどうかはわからない。彼女が依存症だったときに、その問題にもっと僕が真っ向から向き合っていたら良かったと思う。
だけど僕は、『きっと彼女は依存症を解決するだろう。一度はそうしたんだから』という感じだったんだ」
なお、先日「BBC」のインタビューでエイミーの父親であるミッチ・ワインハウスが、エイミーの死後としては2枚目となる新作に取り組んでいると言及。CDに収録された音源が破損しているため復元は難しいかもしれないが、いくつかは復活させることができる可能性があると述べていた。
2011年12月には、エイミーの未発表曲や別バージョンを収録したコンピレーション・アルバム『Lioness: Hidden Treasures』がリリースされている。
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