Eストリート・バンドのダニー・フェデリチが死去、ブルース・スプリングスティーンが追悼コメント

ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドのキーボード奏者ダニー・フェデリチが4月17日の午後NYのMemorial Sloan-Kettering Cancer Centerで逝去した。享年58歳。

死因は皮膚がんの一種で、3年間ほど前に“ほくろのガン”とも呼ばれるメラノーマ(悪性黒色腫と呼ばれる皮膚がんの一種)を発病、闘病生活を送っていた。彼が最後にEストリートバンドとしてステージにあがったのは3月20日のショウだったという。

ダニーは40年以上にわたりEストリート・バンドのオルガン、キーボードを担当。数多くのオルガン・プレイや“サンディ”でのアコーディオン・プレイなどが知られており、多彩な音色でファンを魅了した。

ブルース・スプリングスティーンは、自身のオフィシャル・サイトに追悼のメッセージを掲載。「ダニーとは、40年にわたって一緒に活動してきました。彼はどんなタイプのサウンドも演奏できる優れたキーボード・プレイヤーであり、生まれながらのミュージシャンでした。僕はダニーをとても敬愛していました……僕と彼とは、一緒に成長してきたのです」と追悼の意を表明している。なお、4月18日のフォートローダ・デールと4月19日のオーランドのライブは中止となっている。